【猫のフードの種類】
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作成者:JHPA事務局
猫のフードは成長段階ごとにいろんなタイプのフードがあります。市販されているフードには4つのタイプがあります。ドライフードはウェットフードや缶詰と比べると、同じ重量あたりのカロリーが高く効率よく栄養を摂取することができます。ウェットフードは風味が良いので食べやすいのが特徴ですが、こればかりを摂取していると栄養が偏ってしまいますので、総合栄養食となるドライフードと一緒に与えて栄養のバランスを取る必要があります。

〈フードの種類〉
●ドライフード
製品水分10%程度以下のフード。加熱発泡処理された固形状のものがほとんどです。栄養のバランスや保存性に優れ、価格も手ごろです。また、歯に歯石がつきにくく、安心して与えられます。

●ソフトドライフード
製品水分25〜35%程度のフードで、加熱発泡処理されています。水分保持のために湿潤調整剤を使用します。ドライフードと同様、栄養のバランスも優れています。

●セミモイストフード
製品水分25〜35%程度のフードで、押し出し機などで製造され、発泡処理をしていないものです。水分保持のために湿潤調整剤を使用します。ドライフードと同様、栄養のバランスも優れています。

●ウェットフード
製品水分75%程度のフード。品質保持のために殺菌工程を経て、密封容器に充填します。密封容器には、缶詰、アルミトレーやレトルトパウチ等が使用されます。このタイプは水分が多く含まれているので、猫の摂取する栄養分は見た目よりもずっと少ないことに注意して下さい。栄養補助食品と一緒に与えて栄養分をカバーする必要があります。

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